こんな方におすすめ!
- お腹のガスが溜まりやすくて、苦しい方
- お腹にガスが溜まる原因を知りたい方
- お腹にガスが溜まる予防法を知りたい方
- お腹に溜まるガスをチネイザンでなんとかならないか、と考えていらっっしゃる方
お腹にガスが溜まるというのはお腹が張って苦しくて、不快ですよね。
なんとなくチネイザンが良さそうと思っていても、受けに行くことは面倒です。
その上、施術を受けるには代金もかかります。
それでも、チネイザンには不思議な力があります。
けれども、お金と時間をかけて、チネイザンを受けると、「ガスを作らない」と「ガスを出すこと」がができますよ。
チネイザンではお腹にタッチし内臓の気をめぐらせるので、内臓の本来の動きが戻ります。
ただし、お腹はデリケートな部分です。
むやみに揉んだり、押したりすると、かえって症状が悪くなることがあります。
「ガス溜まりの原因」と「正しいケアの方法」を本文を読んで学び、ガスが溜まりにくい体づくりをしましょう。
チネイザンなら「ガスを作らない」•「ガスを出すこと」ができます
チネイザンにおいてどのようにガスにアプローチし、「ガスを作らない」ことと「ガスを出す」ことをしていくのかみていきましょう。
- 消化力を促進してガスの発生を防ぐ
- ガスを出せる体作りを手助けする
消化力を促進してガスの発生を防ぐ
実はガスが溜まる主な原因は、腸内細菌が食べものを分解するときに生じるガスです。
チネイザンでは腸だけでなく、内臓の一つひとつを手に感じながら丁寧にほぐしていきます。
すると、内臓の滞りが整い、心と身体のバランスが調整され消化力が上がると、ガスが発生するもととなる消化しきれない食べものがなくなり、必要以上に腸で便が滞留することもなくなります。
- 消化しきれない食べものをアーユルヴェーダでは「アーマ」といい、アーマが増えるとエネルギーの自然な流れを妨げ、腸内にアーマが溜まると便秘になり、ガスが発生する
- 消化能力以上のものを食べることで、アーマが増え便秘になる
- ガスが発生しても、ガスを出すこととのバランスが取れていれば、不快にはならない
【ひゆう】式チネイザンの施術ではお腹全体をオイルを使って約60分間ほぐすことでエネルギーを整え、アーマの発生を防ぐので消化・吸収・排出がスムーズになり、ガスの発生を防ぎます。
ガスを出せる体づくりを手助けする
そもそも、内臓は食べたものだけでなく、感情も消化していることをご存知でしょうか。
内臓は感情も消化しているので、知らず知らずのうちに、消化しきれなかった負の感情がこのように蓄積されています。
感情が溜まる臓器
- 心配、不安→胃
- 悲しみ→肺、腸
- 恐れ→腎臓
- 怒り→肝臓
- 我慢、焦り→心臓
溜まっている負の感情が多くなると、その感情が宿る臓器でエネルギーがうまく流れなくなり、しこりやもつれができます。
チネイザンでは、そのしこりやもつれにアプローチしてほぐしていきます。
たとえば、怒りっぽい人は肝臓のあたりが硬くなっていますが、そのしこりやもつれが施術によって緩むと、血液が循環し、リンパの流れも良くなり穏やかになる人もいます。
エネルギーが整えば感情も整い、消化力が上がるのでガスの発生を防ぎ、また発生したガスを排出する力も高まります。

肩こりは感じていても、お腹のこりは感じていない人がほとんど。
でも、施術を受けたら、内臓のこりに驚かれます。
お腹(腸)にガスが溜まる6つの原因
お腹にガスが溜まりやすくなるには、このような原因が考えられます。
ひとつづつ見ていきましょう。
- 食べるもの
- 食べ方
- ストレス
- 便秘
- 運動不足
- 病気
お腹にガスが溜まりやすい食べもの
食べるものによっては、素材に含まれる空気の量が多いです。
また、たんぱく質が分解されるときに臭い成分を含むガスが発生されます。
他にも、小腸で吸収されにくく大腸で発酵しやすい糖質(FODMAP『フォドマップ』)も、お腹にガスが発生しやすくなります。
そのため、このようなものを食べると、お腹にガスが溜まりやすくなってしまいます。
空気を多く含む食べもの、飲みもの | たんぱく質を含む食べもの | FODMAP |
---|---|---|
パン 炭酸飲料 など | 肉類 乳製品 など | 芋類 にんにく ごぼう たまねぎ 小麦粉類(パン、パスタ、うどん)など |
最近では低FODMAP食が注目されていますが、自己判断で進めるのではなく、進めるときには医師や管理栄養士に相談しましょう。



食べるものの選び方を変えるだけで、ガス溜まりが解消する人もいますよ。
お腹にガスが溜まりやすい食べ方
口に入ってくる空気が腸に運ばれて、腸内細菌が食べたものを分解するときにガスが発生しやすくなりますよ。
また、あまり噛まずに飲み込む時は消化不良をおこし、腸内でガスが過剰に発生しやすくなります。
このような食べ方をしていると、特にお腹にガスが溜まりやすくなるので注意が必要です。
- 早食い
- 食事中にたくさん会話する
- あまり噛まずに飲み込む
食べ方を変えるだけで、お腹に溜まるガス溜まりが解消する人もいますよ。
ゆっくりとよく噛んで、会話はほどほどに楽しむ食事がいいですね。
ストレス
ストレスを感じると血行が悪く、呼吸は浅くなり回数が増え、内臓の働きが低下するため腸の動きが悪くなり、ガスが溜まりやすくなります。
ごくりと唾を飲み込むような機会が緊張によって増えます。
ですので、無意識であっても脳がストレスを感じると、飲み込む空気の量が多くなり、腸の働きも鈍くなりガスが発生しやすくなります。
上手にストレスを解消するだけで、ガス溜まりが解消することがありますよ。
便秘
便秘はそれだけでも、苦しくて不快なものですよね。
便秘をすることで、ガスも溜まりやすくなり、ますますお腹の張りや不快感が強まります。
- 便秘をすると腸に便が溜まり、腸内細菌による分解がすすみ、ガスが発生する
- 便秘によって腸の内部が渋滞して、ガスが留まりやすくなる
- 腸の内部が渋滞することで、腸が正常に機能せず、ガスを排出できなくなる
便秘を放置すると、腸内環境はますます悪化し、さらにガスが蓄積されるという負のスパイラルが起きます。
便秘を解消することで腸内環境が改善し、代謝が活発になり、太りにくい体に近づきます。
腸内環境が整うと、幸せホルモンとよばれるセロトニンが生成されやすくなり、精神の安定にもつながりますよ。
運動不足
運動不足になると腸の動きが低下するので、ガスが溜まりやすくなります。
- 運動不足によって腸の蠕動運動(ぜんどううんどう)妨げられる
- 腸の動きが鈍くなって、ガスが排出されにくい体になる
- 腸内の悪玉菌が増え、食べたものの分解が正常に行われなくなり、ガスが発生する
仕事などで座っていることが多いときは、1時間に一度立ち上がって伸びをしたりすることを習慣にし、とにかく歩く習慣をつけるだけで、運動不足は変わってきます。
病気
お腹にガスが溜まる原因として、このような病気が潜んでいる時があります。
- 過敏性腸症候群
- 慢性胃炎
- 機能性ディスぺプシア
- 呑気性
- 大腸がん
過敏性腸症候群
過敏性腸症候群(Irritable bowel syndrome :IBS)は、大腸および小腸に潰瘍や腫瘍などの器質的異常がないにもかかわらず、下痢あるいは便秘などの便通異常と腹痛、腹部膨満感などのおなかの症状がある病気です。
(社)日本大腸肛門病学会『過敏性腸症候群について』
慢性胃炎
胃の粘膜に炎症が起こり、慢性化した状態です。一口に慢性胃炎といっても、その中には「表層性胃炎」「萎縮性胃炎」「鳥肌胃炎」などが含まれ、原因も内視鏡所見も医学的対応も異なります。
えぞえ消化器内視鏡クリニック『慢性胃炎とは』
機能性ディスペプシア
症状の原因となる器質的、全身性、代謝性疾患がないのにもかかわらず、慢性的に
日本消化器病学会『機能性ディスペプシアガイド』
心窩部痛や胃もたれなどの心窩部を中心とする腹部症状を呈する疾患
呑気症
空気嚥下症は無意識に空気を飲み込んでしまう病気で、「吞気症」とも呼ばれます。
食事をするときには空気も一緒に飲み込みますが、飲み込んだ空気はげっぷやおならとなって体外に出ます。空気を飲み込む行動が習慣になり、空気が胃や腸にたまると胸やけを起こしたり、げっぷが止まらなくなったりします。
精神的ストレスが原因となっているケースが多く、消化器内科だけでなく、精神科や心療内科の診察も必要となります。
みんなの家庭の医学 web版『空気嚥下症(呑氣症)』
大腸がん
口から食べたものは消化管を通り消化、吸収されます。大腸は消化管の最後尾にある1.5mから2mの長さの臓器です。主な仕事は水分を吸収して便の形を作ることであり、最大で1日6Lの水分を吸収できるとされています。大腸は大きく結腸と直腸に分けられ、結腸は更に盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸に分けられます。
大腸がんとは大腸表面の粘膜から発生する悪性腫瘍の総称です。進行するとがんは粘膜表面から大腸壁の奥深くまで進展し、腫瘍のサイズも大きくなるため症状が起こりやすくなります。
国立がん研究センター中央病院『大腸がんの症状について』
チネイザンでガスを抜くメリット、デメリット
チネイザンでガス抜くメリット、デメリットを考えてみましょう。
セルフチネイザン | セラピストによるチネイザン | |
---|---|---|
料金 | 無料 | 8,000円〜20,000円 |
施術を受けるタイミング | 自分が好きなタイミングで | 予約が必要 |
効果 | 効果が出ないこともある | 個人差はものの効果が期待できる |
心地よさ | 心地よさは望めない | 心地よいと感じることが多い |
幸福度 | いつもの自分と大きく変わらない | 腸から幸せホルモンセロトニンの分泌が増え、幸福度が上がる |
気づき | 硬くなっているところがわかることがある | 腸だけでなくお腹全体にアプローチするので、自分では気づいていないことに気づかされることがある |
感情面の変化 | 変化は望めない | 深いリラクゼーションに落ちることで、感情が安定する |
好転反応 | 起こりにくい | 好転反応が起こることがある |
強弱の加減 | 力加減がわかりにくい | 任せておけば、的確な力加減で行ってもらえる |
代金がかかったり、予約が必要であったりはするものの、セラピストの手でチネイザンを受けることは、かなり有意義な時間になることがわかります。
お腹のガスを抜くセルフチネイザンの6ステップ
全てのステップは、腹式呼吸(鼻から吸って、口から吐く)で行います。
腹式呼吸を行うことで、体がリラックスモードに入りやすくなります。
コツは、ガスが抜けるイメージを描きながら優しく行うことです。
お腹を時計回りに優しくマッサージ
- 仰向けに寝る
- 手のひらを使ってお腹を時計回りにさする
腸の四隅をプッシュ
腸の四角とは大腸の四隅にある腸の曲がり角のことですよ。
日本人の腸は綺麗な四角い形をしていないこともありますが、見えないお腹の中を想像して行います。
- 指4本を使って右下角(右骨盤内)をプッシュ(痛気持ちいいくらいの強さで6秒キープ)
- ①と同様に右上(右肋骨の下あたり)の角をプッシュ
- 同様に左上(左肋骨の下あたり)の角をプッシュ
- 同様に左下角(左骨盤内)をプッシュ
おへその両横をプッシュ
- おへそのから指3本分外側ににあるポイント(天枢『てんすう』のつぼ)をプッシュ
- 親指を使って痛気持ちいい強さで6秒くらいキープする
腸の横から手のひらを使ってプッシュ
- 右横腹にある腸の外側から右手の手根(手のひらの手首に近い部分)を使って優しくプッシュ✖️3回
- 同様
お腹を時計回りにさする
- 初めの手順と同様に行う
- ガスや腸の内容物が動くイメージを持って行う
ガス抜きのポーズをとる
- 腕で両ひざを抱える
- 息を吐きながら両腕でひざを胸に引き寄せ、上体を起こし太ももを下腹に押し付ける
お腹(腸)にガスを溜めない3つの方法
普段の生活でガスを溜めないようにするために気をつけることは、この3つです。
- 取り入れないこと
- 作らないこと
- 出すこと
日常的に『取り入れない』『作らない』『出す』を意識して、ガスが溜まりにくい体作りをしていきましょう。
取り入れないための対策
食事中の「会話が多すぎること」「早食い」は空気をたくさん取り入れてしまいます。
また、ストレスを溜めるとゴクリと唾を飲むことが増えて、空気を飲み込みやすくなります。
なので、これらを実践すると、ガスを取り入れないので、ガスが溜まり溜まりづらくなりますよ。
食事は話しすぎず、よく噛んでゆっくりしみましょう。
食事中の対策 | ストレスを溜めない対策 |
---|---|
話しすぎない よく噛んで食べる | 好きなことを生活に取り入れる 意識して深呼吸する |
好きなことをしたり、深呼吸をしたり、普段からストレスを溜めないようにしてガスを取り入れないようにしましょう。
ガスを取り入れないようにするだけで、体の中のガスと排出するガスのバランスがとれて、ガス溜まりが気にならなくなる人もいますよ。
作らないための対策
腸内環境の乱れはお通じを悪くし、食べ物の残りが腸内にとどまった状態が続いてしまいます。
すると、腸内細菌が分解を繰り返すため、ガスが発生しやすくなります。
便秘ををすることは、ガスを作りやすくすることに直結します。
- 自身がゆったりとした気持ちになれる決まった時間に、お手洗いにいく習慣をつける
- 水分をたっぷりとる(一日2リットルくらい、カフェインを含まないもの)
- みそ、糠漬け、納豆などの発酵食品を摂る
- 植物繊維を多く含むもの(ひじき、寒天、豆類など)を多く摂る
- 良い油をとる(アマニ油やオリーブ油)
- 歩いたり、スクワットなどの全身運動をして、全身の血行を良くする
ガスを作らないようにするために、まずバランス良い食事、運動を意識して便秘にならないように努めることが大切ですね。
便秘が解消するだけで、作られるガスの量が減りますよ。
出すための対策
少々ガスを取り入れたり、作ったりしてもしっかり出すことができれば大丈夫。
人前で恥ずかしくて、おならやげっぷを我慢をしていると、我慢するほどガスが溜まります。
トイレの中や一人でいるとき、また施術を受けているときには、出るものを我慢せずしっかり出していきましょう。
食後すぐに横にならないことや、食事内容に気をつけ、セルフチネイザンで腸内環境を整えることが出す対策につながります。
よくある質問
- セルフチネイザンはどのタイミングで行うのがいいですか?
-
食後2時間以上経過していて、ゆったりした気持ちになれる時が理想です
夜、寝る前にお布団に入ってから行うのもいいですね。
- セルフチネイザンはどのくらいの頻度で行えばいいですか?
-
可能であれば毎日行うと良いです。
ただ、力加減が強すぎたり、刺激が多すぎるといけないので、コツは自分の体を労わってあげる気持ちを大切に、優しく優しく触れてあげることです。
まとめ
普段の生活からガスを溜めないように心がけ、もし溜まってしまって苦しいと感じたら、セルフチネイザンで自分で出してみましょう。
チネイザンの施術を受けてみることも、おすすめです。
ガスが溜まっている人もそうでない人もチネイザンを受けると、施術中は腸が活発に動き出すので、おならが出やすくなります。
その時は、決して遠慮せずに出してくださいね。
おならや鼻水、咳も施術中に出できたものは全て体から不要なものが出される排出作用(デトックス)です。
施術を受けた後には、体と感情面が両方ともスッキリとして、本当に自分がしたいこと、本当の自分の姿、本来の自分に気づけるかもしれません。
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