こんな方におすすめ
- 施術を控えているけど、好転反応が不安
- チネイザンを受けて、調子が悪い
- チネイザン体質に合わないか気になる
施術を受けて、何か症状が出ていると好転反応と判断して良いか悩みますよね。
「好転反応ではなく病気だったらどうしよう亅と不安になっているかもしれません。
チネイザンの好転反応には限りがあるので、反応を覚えれば冷静に対処できますよ。
ただし、症状によっては病院に行った方が良い人もいるので注意が必要です。
この記事では、チネイザンの好転反応の特徴と対処法、病院に行った方が良いケースを紹介するので、最後まで読んで冷静に対処しましょう。
好転反応とは「みんなに生じる可能性がある良いこと」
- 好転反応とは
-
体が良くなろうとする前に、『体の中に蓄積していた毒素を体の外に出そうとする時に起こる反応』のことです。
チネイザンではより深くデトックスしていくために起きやすいです。
もしかしたら、セラピストの技術に疑問を感じているかもしれませんが、好転反応は良くなる証なので安心してください。
チネイザン好転反応の症状
- 眠たくなる
- 頭痛
- 下痢、だるさを感じる
- 咳、鼻水が出る
- お手洗いが近くなる、尿の色が濃くなる
- 筋肉痛のような痛みを感じる
- 不正出血が起きる
- ネガティブな感情が排出される
眠たくなる
お腹がほぐれることで、全身の巡りが良くなります。
また、脳腸相関という言葉があるように脳と腸は互いに影響しあっています。
チネイザンで腸内環境が整うことで副交感神経(リラックスモードの時に優位になる神経)が優位になるので、眠気を感じやすくなります。
- お腹が柔らかくなる
- 腸と影響しあっている脳がリラックスする
- 身も心もゆるみ、呼吸が深くなり眠気につながる
チネイザンが始まった途端に眠りに落ちる人がとても多くいらっしゃいます。
頭痛
脳と腸には脳腸相関といって、深い関わり合いがあります。
腸が整うと脳もリラックスモードになります。
しかし、それが急激に起こると体がついていけず、頭痛という症状となって現れることがあります。
- 施術によってお腹が柔らかくなる
- リラックスすることで、脳が休まる
- 急激に血の巡りが良くなり、頭痛が起きる
急激に血行が良くなるとズキンズキンと頭痛を感じる方もいらっしゃいます。
下痢
深いリラックス状態におちることで、体は弛緩しデトックスしようと動き始めます。
- リラックスすることで、腸の蠕動運動が活発になる
- 老廃物排出力が上がることで、下痢を引き起こす
リラックスが深くなると、呼吸は深く、血流は良くなります。
すると、内臓の動きは活発化します。
施術の途中から、お腹が「キュルキュルと音を立てて動き出す」ということはよくあることです。
それだけ体は日々緊張状態で頑張ってくれているということですね。
咳、鼻水
チネイザンを受けることで、老廃物や疲労物質が一気に排出されるときに起こります。
- リラックスすることで気管が収縮して咳が出る
- 体が老廃物を排出する体制になり、過剰な水分が鼻水として出る
施術中は咳や鼻をかむことを遠慮しがちですが、セラピストは出るものは出してしまう方がいいと心得ています。
遠慮せずに出しましょう。
お手洗いが近くなる
施術によって体が老廃物排出モードになり、過剰に溜まっていた水分や老廃物が尿となって排出されるため、尿の回数が増える。
- 尿の回数が増える
- 色が濃くなる
- 匂いが強くなる
尿の量が増えることで、むくみの軽減につながります。
筋肉痛のような痛みを感じる
施術を受けている時に痛みを感じた部分など、慢性的に血流が良くなかった箇所や疲労が溜まっていた箇所が、急に弛むことで、老廃物が血中に流れるため感じます。
- ある部分をさすったり、触った時
- 力を入れたり、動かしたりする時
血液やリンパの流れが悪かった部分が、正常なバランスを取り戻す時に起きる痛みです。
不正出血が起きる
チネイザンでは子宮にもアプローチしていきます。
そのため、本来排出されているはずの血液が残っている時、出てくることがあります。
- 本来排出されているはずの血液が少量出る
- ホルモンバランスが整うことによって血液が少量出る
子宮のあたりは硬くなっている人もよく見受けられます。
内臓には負の感情が蓄積します。
感情面では子宮には自己否定が溜まりやすい臓器です。
ネガティブな感情が排出される
内臓では食べたものだけでなく、感情も消化しています。
内臓がゆるむことで、蓄積していた負の感情が出てくることがあります。
- 例えば怒りは肝臓、不安や心配は胃、罪悪感や失望は大腸、子宮には自己否定が宿る
- 施術で内臓がほぐれると、感情が解放されれ、急にある感情に囚われることがある
- 涙が出てくるようなこともある
内臓の凝りは、感情から生まれていることもあります。
思考の癖も内臓の凝りにに表れます。
チネイザンの好転反応が出やすい人の特徴
- 体が冷えている人
- 疲労やストレスを抱えている人
- 薬を長期間服用している人
- 睡眠が浅い人、睡眠時間が短い人
- 筋肉が硬く、血の巡りが悪い人
- 食生活に偏りがある人
体が冷えている人
体が冷えている状態というのは手足や体の表面温度が下がり冷たく感じることです。
体が冷えている人ほど施術を受けた時に急激に血行が良くなるので、体温が上昇し、だるさを感じやすくなります。
- 鼻水や咳が出やすくなる
- 悪寒、眠気を感じる
- 咳が出やすくなる
体に冷えを抱えている人は、このような対策をすると体が温りますよ。
対策
- 普段からお米をしっかり摂るようにして体の発熱量を上げる。
- 日本古来から伝わるお手当の一つ梅醤番茶(三年番茶に梅干し、生姜、本醸造のお醤油を組み合わせたお茶)を暮らしの中に取り入れる
- 寝起きにお白湯を飲む
- 入浴はシャワーで済ませず、42度くらいのお湯にゆったりとつかる
- 首、手首、足首を冷やさない
- よもぎ蒸しに入る
疲労やストレスが溜まっている人
疲労が溜まっていたり、ストレスなどの負荷がかかっている体は呼吸が浅く、血行が悪く、内臓の働きも低下しています。
故に、リラックス状態に落ちた時の呼吸が深く、血行が良く、内臓脳が動きが上がる時の落差が大きく体がついていけなくなります。
- 頭痛を感じやすい
- 下痢
疲労やストレスが溜まっている人はこのような対策をすると、ストレス発散につながりますよ。
対策
- 自分の楽しみの時間を作る
- 気の置けない人とのおしゃべり
- 自然の中に行ったり好きな景色を見にいく
- 好きな歌を熱唱する
- 読書、映画鑑賞
- 早寝早起きで好きなことをする
薬を長期間服用している人
お薬を長期間にわたって飲むということは、ある症状に蓋をするために他の臓器には負担がかかっている、という状態です。
肝臓や腎臓には特に負担がかかり内臓機能が低下している可能性があります。
その状態でチネイザンを受けて一気に内臓機能が向上して内臓機能はビックりします。
- 下痢
- 吐き気
- お手洗いが近くなる
お薬を長期間飲んでいる人はこのような対策をすると、体質改善にもなり、好転反応を抑えることにもつながりますよ。
対策
病院で処方されているお薬は勝手に止めることはできませんが、もしご自身の判断で習慣で飲んでいるなら、体質を変えて薬を断つ時です。
処方されているお薬も体質を変えてやめれるようにお医者さんと相談できるようにしていきたいですね。
睡眠が浅い人、睡眠時間が短い人
睡眠が浅い人、睡眠時間が短い人は、日常的に交感神経(活動時やストレスを受けた時に活発化する神経)が優位になっています。
施術を受けることによって急にリラックス状態に落ちると、副交感神経(体を休める時に働く神経)が優位になった時の落差は大きくなります。
副交感神経が優位になると、血行が良くなり、呼吸は深くゆっくりに、筋肉は弛緩し、腸の蠕動運動は活発になります。
- 頭痛が起きやすい
- 下痢
- 不正出血
睡眠が浅いという人、睡眠時間が短い人はこのような対策をすると寝つきが良くなったり、睡眠が深くなったりして、好転反応を抑えることにもつながりますよ。
対策
- 寝る前のスマホやパソコンの操作はやめる
- どれだけ睡眠不足でもお昼寝は10分までに
- •寝る前に自分だけの眠りの儀式作る、好きな香りを焚く
お気に入りのパジャマに着替えたり、好きな香りを焚いたり、好きな音楽を聴いたりすることで自分の体に『寝る時間だよ』と教えてあげる。
筋肉が硬く、血の巡りが悪い人
筋肉が硬い人、血の巡りが悪い人というのはそもそも長時間の不適切な姿勢や不健康な生活習慣、運動不足気味な生活を送っている方です。その場合は筋肉が必要以上に緊張してしまっています。
- 筋肉痛のような痛みを感じる
- 頭痛
筋肉が硬い人、血の巡りが悪い人はこのような対策をすると、体が脱力することを覚えて血の巡りが良くなりますよ。
対策
- 仕事中に同じ体勢が続くような場合は(座りっぱなしや立ちっぱなしなど)1時間に一度は立ち上がったり、しゃがんだりする
- 背筋を伸ばすなど軽くストレッチをする習慣を作る
- 歯磨き中はかかと落としをするや、スクワットをするなどの『ながら運動』を習慣づける
- 運動不足の場合はとにかく歩く。膝に負担がかかる心配がある方は寝ながらや座りながらできるストレッチをする
食生活に偏りがある人
食生活に偏りがあると、熱量が足りず冷えやすく、特に小麦率(パンや麺類)が多いとその傾向が出やすくなります。
忙しくてコンビニ弁当などが続くと、添加物が体に蓄積されます。
- 鼻水がでる
- 悪寒を感じる
食生活に偏りがある人はこのような対策をすると、老廃物も抜けやすくなりますよ。
対策
- お米をしっかりとる、小麦(パン類、麺類)を控える
- おかずにタンパク質(お肉やお魚)をとる
- 野菜、海藻をとる(特に大根、ニンニク、ねぎ、玉ねぎなどはデトックス力が上がる野菜です)
- •発酵食品を摂り入れる(お味噌汁、納豆、糠漬け)
チネイザンの好転反応を抑える準備
チネイザンの好転反応は誰にでも起こり得る、体が良くなる反応です。
無理に抑えにかかる必要はありませんが、好転反応が出やすい人に該当する心あたりがあるなら、施術を受ける前にそれぞれ対策をとることで、抑えることにつながります。
チネイザン好転反応の対処法
おすすめの対処法 | 効果がある症状 |
---|---|
お水やお茶を飲んで、体を休ませる | 眠たくなる 頭痛 下痢 |
足浴や半身浴で下半身を温める | 頭痛 下痢 |
湯船に入って体の深部まで温める | 下痢 不正出血 |
お腹を締め付ける下着は着ない | 下痢 不正出血 |
ネガティブな感情に囚わずに流す | ネガティブな感情が排出される |
水分をとる場合はカフェインや冷たいものは避け、常温の飲み物にしてください。
タバコ、アルコールなどの刺激物は避けましょう。
ネガティブな感情に囚われた時、その感情が流せた後はスッキリすることが多いです。
それこそが、チネイザンが感情クレンジングとも呼ばれるゆえんです。
よくある質問
チネイザンの好転反応はどれくらい続きますか?
早い方で施術直後から現れて一度寝たら治る人もいれば、3日くらい続く場合もあります。
その痛みや違和感が本当に好転反応であれば、時間の経過とともに軽快していきますので心配ありません。
病院に行かなくてもいい?
好転反応であれば症状は軽快していきますが、日を追うごとに症状が強くなる場合や、安静にしているのに痛みが出続ける時は病院に行きましょう。
まとめ
好転反応が現れたときに、絶対してほしくないことが風邪薬で抑えようとすることです。
体がだるいので風邪と勘違する方がいらっしゃいます。
それぞれの対策に従って、少しでも好転反応がラクに過ごせますように。
好転反応が過ぎた後には、今までより元気で前向きな自分でいられることでしょう。
好転反応が出る、出ないは人それぞれです。
必要以上に不安に考えずとにかく素晴らしいチネイザンを一度ご体験ください。
〜人生はあなたの感情で決まる〜
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